ごめんより、ありがとうを

作者ゆずき

私が捜しだしたのは…ぼさぼさ頭で黒ぶち眼鏡、そのくせ制服を着崩している変な人でした。―――「ハッピーエンドって、難しいね」彼女は、いった。

出逢いはありきたり。


好きになった理由もありきたり。



でも、私たちが

“あの日”“あの時”出逢ったのは


本当に偶然だった。




――――高校2年になったばかりの頃、私たちはやっと触れあった。



※この物語はフィクションです。