声を失った女の子と不器用な総長の物語。女の子の背負った過去を受け入れ、愛す事が出来るのか・・・。レビューよろしくお願いします
高2のクラス替えで隣の席になった人は怖い人だった。
でも、とっても綺麗。
何時もムスッとした顔をしている彼。
何度も何度も助けてくれた怖くて綺麗な人に・・・。
『ありがとう』が言いたかった。
私の声で。
言葉で。
言いたかった。
でも、それは敵わない願い。
私には・・・“声が無い”のだから。