ある日、交通事故に遭い、両耳の視力を失ってしまった、怜。
怜の幼馴染でもあり彼女の絵里。
二人を襲った悲劇。
二人の運命の歯車は、かみ合いながら時間に寄り添い進んでいく。
「絵里、これは運命なんだ」
『運命?』
「うん。俺と絵里が幸せになるための試練なんだよ」
怜、ありがとう