僕が働いている仕事場には

いつも泣いているオジサンがいる。



「涙を拭いたらどうですか」


「拭く暇などない」


「手が悲鳴あげてますよ」



この会話は日常茶飯事だ。




僕は理由を問わない


僕は知らんぷりする。


彼は泣きながらも せっせと仕事をこなす


僕はそんな彼のことを


少し、尊敬してたりする。