私の中に焼きついている幻想が
想いが やさしさが ぬくもりが
離れてくれない
ねえ 私はここにいるよ
たしかにここにいる
あなたがいて私がいる
すべてのものが敵になったとしても
それだけは変わらない世界であるようにと
願いは
どれだけ祈って、どれだけ願って、どれだけ思っても
ただそれは、無力にしかすぎない
苦しさ、愛しさ、悲しさ、絶望さ
人は、心を持っているから、それを繰り返す
それが、人間
悲しみを何度も繰り返し、なぜ、止まらない
愛しさを感じて、手放せない
信じてゆけるのは、結局なによりも私だけ
人がちっぽけだというものが私には
なによりも大切で守り続けていた
失ったぬくもりを
隣にいるはずのあなたはいま、何を想っていますか