ある日「紅い月」を見た少年は翌日死んでしまう。

ぼんやりと自分の葬式を眺めていた彼は、

どこからか現れた鴉に自分は「死者」になったと告げられる。

「死者」とはなにか、自分はなんのために「死者」になったのか。

少年は何を求めていいのかわからず彷徨う。