普通の公立高校に通う2年生の時輪怜司(トキワ レイジ)。
そんな彼の悩みは牧田大輔(マキタ ダイスケ)達、先輩グループからのいじめだった。
気の小さい怜司は自殺を図り、未遂に終わった。
当分意識が戻らないと医者に告げられたが彼は3日で意識を戻した。
豹変したように人格を変え"時間を止める"という力を持って…
怜司は意識不明の3日間の中で、夢か現実か"神"という者に力を貰ったと言う。
時間を止める力を…
ただこの力を使うには条件が3つあり
"息を止めている間しか時間は止まらない"
"息を止めている間は自分の時間だけ1分が1年の時間で進んでしまう"
"神に心を売る"
しかし時間を止め、好き放題に犯罪を犯していた怜司を疑う一人の探偵、常時進(ジョウジ ススム)…
この物語は誰もが1度は思う"時間を止めれたら"と言う人間の"陰"に潜む願望と欲望を自由に操る時輪怜司の物語である。