それは舞い散る雪のように

作者ヒカル

日常生活に飽き飽きしている藍が、同じクラスの弘樹に出会う事で自分の人生と向き合い、誰かを愛する事、生きる事に対する思いが変わっていく。

変わっていく事が出来るのは人だから…。


何かに縋り付くのは生きているから…。


自分にとっての世界は、私が見渡せる範囲。


だから、例えありえない事でも信じれる。


今はまだ暗闇で、前に歩くのも苦しい。


明日はあるのだろうか??


私は本当に存在してもいいのだろうか??


考えても始まらない。


理由を探すなんて面倒臭い。


どうでもいい。


過去も今も未来も。


だから誰も私に触れないで。


希望なんて必要ない。


世界は暗闇に満ちている。



心の扉を開く人は現れるのか…。