ガラス時代

作者雛乃

ビー玉の瞳
ただ見える世界は
何処に居ても
暗闇だった

まだ寒さの残るあの日

出会えたのは
奇跡だったね


※登場人物など、全て仮名です。


全部が無駄だと思った


何処に居ても

何処かに逃げても

こんな腐った世界

息苦しいだけで

砕けそうだから。



ねえ、幸せなんて

どこにあるの?