数えきれないほどある夜の世界。
その職種も様々なものである。
世間は夜に羽ばたく蝶々を
"キャバ嬢"と言う。
夢と愛しい時間を与える
"ホスト"
そして泡に溺れた蝶々を
"風俗嬢"と言うだろうか?
"堕ちた女"と表現するだろうか?
夜のこの世界で
今日も誰かが泣いていた。