信機
実に覚えがあります。
不器用同士の二人と、彼等を取り巻く親友達の恋模様ですかね。
心情描写は十分に描かれ、情景描写ももう少し欲しい感があるにせよ、読み手の想像力で補える分量はありました。
改行にしても、逆に私があまり使わないで書くせいでしょうが、無駄な改行が多い気もします。
そしてストーリーはやはり私の日常と重なる点も見受けられ、共感しやすかったです。
好きな子がいつも5人くらいの友人達に囲まれていて近付き辛いのなら、まずは友人とも仲良くなればいい。
実際に私自身も実行していまして、しかし友人の方が話し易く、肝心の好きな子よりも話をする機会が多い状況なんです。
だから好きな子に勘違いされる事を心配したり、終盤まで彼女に本音を伝えてもう一歩踏み出せない事がよく解るんですね。
何はともあれ、二人が付き合えてやっと胸を撫で下ろせました。
長文失礼しました。