目を合わせて

作者みど

1992年―夏。 高校三年生の女の子、光(ひかり)が出会う感動の純愛。

―― 恋はいつからか。



あの夏キミが残したたくさんの愛しさ。



近くにあったあなたの笑顔は私の幸せで



目を合わせたら

見透かされてしまいそうで怖かった私の気持ち




ねえ――?

私は夏が来るたびに思い出す。1992年の夏をずっとずっとずっと…

あなたの笑顔と言葉と一緒に

ずっとずっと…