彗星すら流れ堕つる陵とセイレーン *推敲中*

作者百音

波に揺蕩う私の其の心。星屑は疎か、彗星ですら流れ堕つる陵の麓で摩訶不思議な恋をした。何時かは消え行く運命としても、君に愛を誓い、心を捧げよう。其んな哀しい御伽話。




波に揺蕩う貴方の其の躯

泡と謡うは私の其の心


奪わるは私の心

魅せるは君の瞳

真珠の如く可憐

珊瑚礁の如く艶かし



やがては泡となり消え行く運命とて

泡沫の儚さ故……