赤錆びた鎖 

作者奥山 智絵

ずっと変わらないこと。
変えられること。

子どもの頃の恋が、大人になった20年後どうなっていくのか。
甘酸っぱい味とビターな味、どっちが好き?

続いていく、ずっと。

そんなことだってある。



仕事もプライベートにも行き詰まってしまった、34歳のなつめ。

帰郷した彼女を待っていたのは、

幼い頃に恋していた彼だった。



仕事、恋、結婚、出産。

なつめは何をどう選んでいくのか。