沙紀は大学1年生。東京から憧れの京都で大学生活を送ることになった。初めての夏休み、コンチキチンと鉦の音が心地よい祇園祭のシーズンに出会った人。
沙紀は大学1年生。
東京から憧れの京都で大学生活を送ることになった。
初めての夏休み、コンチキチンと鉦の音が心地よい祇園祭のシーズンに。
背の高い山鉾に乗って一心不乱に笛を吹く少年の横顔に心惹かれる沙紀のこころに、なにか懐かしい思いが交差した。