ゆめウサギ

作者海月

天使のような女の子。その小さな手はいつも、誰かの温もりを求めていた。心優しい不良たちに囲まれて、彼女は"幸せ"を知る。


うさぎは今日も夢みる





それは柔らかくて、温かい


幸せな世界。




「仕方ねえから、やる」


「はい、あげるよ」


「そんなにほしい?」


「おひとつどーぞ」


「…ん、」





これは新入生白兔なこ


柄は悪いけど根は優しい

不良男子の物語。




「…こんなにいらないよ」






※処女作なので温かい目で

見守っていただければ幸いです。