蝉と金魚。

作者透明.。

金魚のような私と
蝉のようなあなた。

私がぷくぷくと金魚のように

零れ出した言葉で


あのひとは七日目の蝉のように

静かに息をしなくなった


私の呼吸であまりに儚く

落ちていってしまったの。