出会うはずのない『氷結のアサシン』と、『破壊魔の西の大魔法使い』が親の策略で、婚約を結ぶはめに!? 少し違う世界の物語です。
「ちょっ…来ないで!!」
「何で?もう婚約してんだぜ?いづれこーゆー事も……。」
「いやあぁあああー!!」
わたしは、セツラ・アストラル。
アストラル家の令嬢。
そして、裏の名は‘氷結のアサシン‘。
そして、わたしを襲おうとしてるこの人。
ハク・シュートルム。
シュートルム家の御曹司。
けれどもちゃんと裏の名がある。
‘破壊魔の西の大魔法使い‘
出会うはずのないわたし達がこのような状態になぜなっているのかというと……。