セクキャバ嬢。
上京したての20歳、優衣は
あの日から優月になり、
どんどん落ちていった。
今まで、ろくでもない男とばかり付き合って、
誰も信じられなくて、
両親の愛も、友達の優しさにも気づけなくて、
背をむけて強がってばかりいたね。
全ての事がどうでもよくなってた。
あの人に・・あの人に出会うまでは。