福山雅治様の
『旅人』
からイメージを頂いて書いた短いお話です。
興味が別れたら少しだけ覗いてみてください。
否定することより肯定することのほうが
なんだかんだ言って、大事だと私は信じています。
「おれ、先生になるつもりなんだけど、自分は?」
シャツのネクタイをはずし、シャツのボタンを
外しながらその男の子は私に告げた。
学校近くのコンビニでスポーツドリンクを片手に
帰るまでのつかの間、夢という言葉だけで
どんな未来も描くことを無条件で許される年代。
このとき私は何を話したのだろうか?