今更悔やんだってもう遅い。
キミはずっとずっと遠くなった。

あの時何て言えば、キミは笑ってくれたんだろう。

BL/死ネタ/微暗/完結

「一緒に死のうか、キョン」


キミヒコが突然そう言ってきたのは昨日の昼休み。秋の少し寂しい風が吹く頃だった。


キミヒコは普段からふざけたことばかり言うヤツだ、オレは全く気に留めず軽くあしらった。


ほんと、いつもと同じように。


「ざけんな、勝手に死ねよ」




翌朝、キミヒコの死を知った。





キミの残像


※BLです(CP要素はありません)