血濡れの女神と純白の天使

作者桜香






「もう気持ちが分からないの。」


「どうすればいいんだよっ」


「どうしよう…。」


「なあ、お前はどうしたいんだ?」




気付かなければよかったんだ

―――こんなに苦しむ気持ちなんて