黒い猫の心臓

作者真心

「黒い猫の心臓を食べてはなりません」そう言って女主人はにやりと笑ったが、わたしには眼前の料理の素材など判別は出来なかった。



その館の女主人は

卓上に皿を並べた

「黒い猫の心臓を食べてはなりません」

そう言ってにやりと笑ったが、

わたしには眼前の料理の素材など

判別は出来なかった



い猫の


*奇怪短編集3*