「恋をしている。今でもずっと、恋をしている。」ひと夏を過ごした再従兄弟を忘れられない少女、ひとりで行ってしまった彼。5年後、よく似た少年と過ごすいばら姫の話。
雨海つぐみさんとその再従兄弟・水芝歩人さん。
第一部(~「edible flower」)
おっかない大学生の再従兄弟がいるから、少しさびしい毎日がきれいになった。
第二部(「ジヴェルニーの庭で」~)
それから5年。
あのひとによく似た目を持つ少年と住まいを共にすることになった。
穏やかに過ごすいばら姫の話。