あのころの私たちは、恋愛盛りの子供(ガキ)だった。だから、裏切るとか、失恋とか、そういう感情にはあまりなれていなかった・・・。友情&恋愛の切ないストーリー

「ねえ、コレなんて読むの?」


とかいって、私はいつもふざけていた。



『それはね、もう会えないかもしれないから、今の出会いを大切にしなさいって意味なんだよ。』

母親みたいに優しい

≪伊藤 夏葉≫イトウ ナツハ 


『本当、苺は馬鹿なんだから』

フォロー上手で、誰よりも友達思いの

≪斉藤 秋≫サイトウ アキ


周りにはいつも優しくて光みたいな仲間がいた。





きっと、ず――――っと一緒なんだって。


そう、思っていた。