それは、切ないほどに運命の糸が絡み合う紡ぎ歌―登校拒否の少女凛は元ミュージシャンの優斗と出会い、歌唄いの才能を開花。徐々に優斗に惹かれる凛だが、彼はある日姿を消し…
「お前は歌唄いとして生きろ」
あの日のまっすぐな君の青い目を、
あたしは今でも忘れない。
ねえ、君はいまどこにいるの?
あたしは今日も、
唄い続けているよ。