作品コメント

真実は…
『あれ』が何を求めているのか、麗をどうしたいのか分からない恐怖
何か実害があるなら手の打ちようもあるのに、ただ気味の悪い手紙だけが届き、麗をじわじわと追い詰めていく

振り返れない、振り返っちゃいけないと思っている麗は、心のどこかで、『唯斗』に気づいていたのでしょうか？

最悪の結末…麗と唯斗はこれからどうなるのか…気になってしまいます

真実は、
付かず離れずの距離で、麗に注がれる視線。
付いてくる足音。
定期的に届き続ける手紙。

様々な要因を絡め、心理的に麗を追いつめてゆくストーカー。

要所要所に挿入される悪夢が物語に深みを出しています。

やがて、唐突に明かされる真実。それは、読者の予想を大きく覆すものでした。
誰の身にでも起こりうることだからこそ私達も心理的な恐怖を感じることでしょう。

すごいゾクッときました!!
すごいです!!
あんな少ないペ―ジで
リアルな恐怖が書かれていて!!

表現の仕方(?)がなんか
本当にすごいと思いましたｗ

その文章力が羨ましいですｗ

じんわりくる怖さ
途中から｢もしかして？｣
ラストで｢やっぱり…！｣
でも、それが｢怖い｣
ラスト、ゾッとして、そして納得しました。
楽しかったです。