何色にでも染まりましょう【完】

作者

憧れの彼からは、いつも絵の具の香りがしました。







先輩への恋心は


とても穏やかで、酷く切ない

一方通行のものでした








「…ボタンもうひとつくらい外そうか?」


「もう私の心臓持ちません!」