あなたの瞳に映りたい【完】

感想 今更になりますが、レビュー返しをさせて頂きます。 少々辛口ですがご容赦下さい。 一頁毎の文字数は多くもなく少なくもなく、平仮名の量も適当で、気軽に読める文体かと。 少し、気になった点としては。 璃音の性格は描写の端からちらりと窺えて、その表現には好感が抱けます。 が、もう少しはっきりとした説明を加えてはいかがでしょうか。 「私の性格は……よく明るいって言われるかな！」と書いてしまってはこの作品の儚い雰囲気がぶち壊しですので、行動の端から漂わせてみてはどうかな、と。 そうすると、咲斗が璃音に惹かれた理由が分かり易くて良いのではないかな。 それから、咲斗が「あの子」を見ていたこと、璃音は気にならないのでしょうか？ 何故素行不良になったのかも分かりません。 付き合えて嬉しい、だけで疑問が全部無くなるのは、少し……ご都合主義かな？ 他者視点を書くにしても本編はもう終わっているのですから、伏線を回収した方がぐっと面白くなりますよ！ 偉そうに書いてしまってすみません。 私も出来てないことが多いですが、お互いに精進していきましょう！