赤池秀也

深い愛
最初から最後まで物語の異常な世界にハマリ、
異常な世界を正常だ、と思ってしまう…。

本格的小説の醍醐味である三人称での視点切り替え、そして心境の機微の描写、構成、どれも素晴らしく感動しました。

海に、兄に対して、
憎しみと親しみの入り交じった複雑な思いをさせられました。