敵と知らず敵に心惹かれていく少女の物語。
あるところに、12のおもだった国があった。その12ヶ国は、どの国が一番偉いかを競い、そのためたいへん中のよくない状況にあった。
12ヶ国のひとつ、"緑の国"の王を父にもつツメクサは、その状況をなんとかしなきゃ、と思いながらも何もできずにいた。そんな中、その12ヶ国を支配しようとしている小組織"流"の一員に出会う。しかしそれが"流"の一員だと知らぬツメクサはだんだんとその人に心魅かれていくのであった・・・。