大嫌いな筈の、王子様。彼の優しさに触れるたび、私は彼に惹かれてく。
「だから…今日からお前は
俺の下僕だっつってんだろ!」
「お前は俺の事信じてれば良いんだよ」
「―二度と他の奴なんて見んじゃねぇ」
「……これで分かったろ。
お前が好きなんだよ、ばーか」