都合の良い女―…

作者奈々

私の想う気持ちとあなたの思う気持ちのすれ違い―…


私が想うほどあなたの気持ちがなくなってゆく―…


幼いながら私は無知でどうしようもなかったけど―…


あなたのこと好きだったよ―…

今でも好きだよ―…


今はもう…あなたの顔や声が思い出せなくても気持ちだけはいつまでも変わることもなく、

忘れてないよ―…?