“きっとみんな片想いだったんだ”大恋愛なんて到底言えない恋だったけれど、無駄な恋はないと知った高校時代。
期待に胸を膨らませて
初めて通った桜並木
右も左も分からなかったあの頃
二度目の桜は
あなたの影をピンクの花弁に重ねて下唇を噛みました
三度目の桜の時
あなたは外の世界へ巣だって行きました
最後の桜の季節に
私達はー…。