神様…俺はもう一度、手に入れても、いいのでしょうか―――?


何も無い俺でも…いいのでしょうか―――?


俺は、彼女を抱き締めていた。


離さないように、壊れてしまわないように…でも、強く、抱き締めた―――



人が嫌いな少年と



傷つくことを恐れている少女



二人の歯車は、いつのまにか混ざり合い、溶け合ってゆく―――




凡の初めての作品です。遅筆だし、文も支離滅裂かもしれませんが、完成に向けて頑張ります。