ずっとそばに居る

作者波瑠

記憶をなくした少女の悲しくて温かい物語

「怖いんです……みんなのこと忘れて、普通になるのが怖いんです」



ある事故をきっかけに記憶がどんどんなくなる少女



そんな彼女を必死に支える看護士



例え君の記憶から俺が消えたとしても



俺は何度でも君に会いに行くから












「あなたはだあれ?」



「俺は谷岡。君の担当看護士」



「あたしは菜央。よろしくね谷岡さん」












ずっとそばにいるから