企画小説です。
引っ越し前、部屋の中を片付けている最中に1枚の写真が出て来た。
今はもう隣に居ない彼女との最後の写真…。
中野晴(22歳)はその写真を手にして、ダンボールが積まれたリビングに腰を下ろした。
ニット帽子をかぶり、晴の隣で無邪気に笑う彼女…。
写真は今も色褪せる事なく、あの頃の幸せな時間を写し出していた──。
━6枚の恋愛写真━
この物語は
この一枚の写真から始まった