二月十三日

作者中田智

幸せを受け取るのが、少し不器用な亜沙子とミュージシャンの和が、数年ぶりの同窓会で会い、ぎこちなく心近づけていく最初の物語。








少し前に、書きました

好きだった人のこと

少し 思い出しながら



江ノ島を歩いた

二月十三日

   

目の前にいるひとを

好きになった日と



そのちょっと前後を