モラトリアム

作者みィ

幼なじみの先生と生徒のお話です(*^ー^*)恋人でもない兄妹でもない大人でもない子供でもない 中途半端な二人。



眼鏡の下から現れる色素の薄い瞳。



私はコウ兄から目を反らせずにいた。





…あの瞳を知っているのは私だけのはずだったのに。





「はい、おしまーい。授業再開」




すちゃ。と眼鏡をかけ直し、くるりと黒板に向き直るコウ兄。



生徒たちはブーブー文句を言っていたけど、その後の授業は心なしかみんなの集中力が高まっていた。




コウ兄の瞳の効果なんじゃないかと思う。




コウ兄の目には、見るものを捉えて離さない何か不思議な力があるの。













いつのまにやら6000人突破💡

ありがとうございます😃🎶


…ひっそりこっそり

気づかれないように執筆中。