「憧れだろ?」ねぇ,先輩。本当は憧れなんかじゃないよ。先輩とあたしはいつも2つ分距離があったね。切なくて、切なくて。
ねぇ、先輩?
あなたが微笑むのを。
あなたがあの人に微笑むのを。
見るのが幸せでした。
“ミルキー”って,あたしを呼ぶ優しい声が好き。
ねぇ、先輩。
憧れだろ?って笑い飛ばされたあたしの告白。
阻んだものは――
age?
ずっと、ずっと縮めたかった距離。
でも、それは…。
いつまでたっても縮まらない、遠い距離――
age―あなたと私の距離―