中世をモデルにした、ファンタジーです。自分を偽って生きてきた少女と騎士との物語。

 

まだ人が、魔術や妖精を身近に感じていた、時代



「お前は俺と来るんだ。お前があの森にいるかぎり、いつ教会がでしゃばるか分からない」


 

 一人の騎士と、少女の出会い―――



「この森をもし離れることがある時は、自分は男として行く」



 少女の秘密に、騎士の想いが絡み合う―――




 中世ヨーロッパをモデルにしています。