きたみ まゆ

ノスタルジック
都会からの転校生
夏休みの宿題
黒板と白墨
蛾の標本
古びたメンコ

ノスタルジックで寂れた田舎町の小学校がリアルに描かれていて
なぜだか切なくなります。

挨拶の一言しか発していない佐藤クンですが
彼の存在感の大きさに、読んでいるわたしまでなんだか胸騒ぎを感じてしまいました。

この先戸田クンがどう変わっていくのか
色々と想像したくなる素敵な小説でした。