このお話は・・・
幼なじみの
『拓海』と『千夏』の
甘くて
切なくて
ちょっと笑える
恋の物語。
幼なじみのふたり
小さい頃に二人でした
─約束─
“ねぇ、覚えてる?”
白詰草がたくさん生えた
私達の思い出の場所。
お互い、幼すぎて。でも、だから言えたのかな?
小学校、中学校と大人になる階段を登り始めると、途端に純粋だった心は、歪んでくる。
たった一言が・・・
どーしても言えない。
青空の向こう側には、何が待っているんだろう。
─あなたの笑顔?─
─あなたの涙?─
もう、あの時から私達の運命は、決まってたんだね。
私は、ずっとすぅーっと。
おばあちゃんになっても。
“あなたの事が大好き”
だから。