青空の向こう側

作者☆愛実★

このお話は・・・


幼なじみの


『拓海』と『千夏』の


甘くて


切なくて


ちょっと笑える


恋の物語。



幼なじみのふたり



小さい頃に二人でした


─約束─


“ねぇ、覚えてる?”


白詰草がたくさん生えた


私達の思い出の場所。


お互い、幼すぎて。でも、だから言えたのかな?



小学校、中学校と大人になる階段を登り始めると、途端に純粋だった心は、歪んでくる。


たった一言が・・・


どーしても言えない。


青空の向こう側には、何が待っているんだろう。


─あなたの笑顔?─



─あなたの涙?─



もう、あの時から私達の運命は、決まってたんだね。


私は、ずっとすぅーっと。

おばあちゃんになっても。


“あなたの事が大好き”

だから。