大切な人を失ったふたりの切なくも甘いラブストーリー。

「なぁ、俺たち、一緒に暮らさないか」


傷を隠し合うために暮らしはじめたと
最初はそう思っていたのに…

これは、大切な姉と恋人を失ったふたりの切なくも甘いラブストーリー。



「やめて!お姉ちゃんを燃やさないで!!」


「俺たち、一緒に暮らさないか?」



---大切な人を失った私達は、命など簡単に投げ出せそうだった---


---きっと、一緒にいるのは

そんな気持ちを隠し合うため…---



最初はそう思っていたのに…


抱きしめあった温もりが

ふたりの中で色々な感情として渦巻きはじめた…