―ここはとある高校のとある部室。とある4人が机を囲んでいた―
「この世で!いっっちばん!面白いマンガ!って何かしらっ⁉」
声高らかに少女―『雀貫 亜兎』(すずぬき あと)は叫んだ。
「………ぬはっ……💧」
と頭を抱える俺。
「えっとですね、私としてはカッコいい男の人が出て来て、大活躍してそれで……」
その後は何を言っているかさっぱり分からない音量でひたすらブツブツ喋り続ける物静かそうなもう一人の少女。
「ら〇☆すた」
最後を締めくくる一匹のデブ男。
―これは 雀貫亜兎 が放った言葉に翻弄されていく俺と、その他の人々のお話―
決して感動や完ペキなオチなどは期待してはいけないよ(^^)v