ファーストラブ

作者kimi*mari

一枚のチケットから始まった、わたしの初恋。「あなたは本当に、わたしの王子様なの?」


 「ヒロは本当にわたしの

  王子様なの──…?」




 「ずっとアンナさんの

  側にいたい…。

  

  いつも、君の側に…」



初恋って

苦くて甘い

スイーツに似ている。


遠くで観てるだけなら

きれいなだけで終わるのに

食べてしまったら



甘酸っぱい後味だけが

口の中に残る…。



強烈で不思議な感覚。



せつなくて



苦しい。





それでも、

忘れられない…。