持病の悪化、両親の離婚などの出来事で、心を閉ざしてしまった愛。そんな愛を救ったのは、同級生で高校球児の雄大だった。
もう、全部どうでもいい。
傷つくことを恐れ、
人を傷つけることをも恐れ、
結局、自分を傷つけていた。
早く時間が過ぎて、
死ぬときが来ればいい。
私はそう思っていた。
あなたに会うまでは・・・
ねえ、雄くん。
大すきだよ?
だから・・・
愛のこと、忘れないでね?
START 10/5/09