モノクロひまわり

作者クリナム

今の僕にはひまわりがモノクロにしか見えない。

すべては、大切なものが消えてから・・・。

一つだけ残った大切なもの。

それは、胸の中の彼女の思い出。

ひまわりが揺れるたびに思い出される過去。

彼女はひまわりと同じだった・・・。

僕はそう思っている。


モノクロのひまわりは、色づく時がくるのだろうか。