コールタールのように
粘りを増しながら
黒く纏わり付く

重苦しい嫌悪感に

魂を叩き売ろうとした時

薄汚れた札束の
嫌な薫りを嗅いで‥

急激な覚醒のあと
混乱しながらも

ふたりは
『愛の極み』を
掴んだんですね


幸せでいてほしい

形に縛られない
自由な愛を

全うしてほしい