サクラノ キノシタ 

作者愛梨




ねぇ。

知ってる?


あたしがどんな気持ちで、

あなたを待ち続けたか。


何年もたっていたのに。

あたしたち、ずっと一緒に居たみたいだった。


これからはずっと一緒だって。

心の底から喜んだよ?


でも、あなたは儚い桜のように。


散っていったんだ。